サイエンス映像学会

-------- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

at --:-- │ | スポンサー広告

昭和基地から帰国して1年ほど経ってから、書店で見かけ手に取った。
柴田さんの書かれた本だった。柴田さんは第47次隊同行者、私は第46次の越冬隊。
昭和基地からの帰路を共にした方だ。

この本を読んで初めて、柴田さんが南極観測と非常に深く関わってこられたことを知った。

南極といえば、のタロに会い、「その後のタロ」の記事も書かれたそうだ。
全国からタロへの贈り物が殺到したという。当時の記事を読んでみたい。

最近では、第45次隊越冬隊には、朝日新聞社の中山由美記者、武田剛カメラマンが
同行者として参加、活躍されたが、これも元は柴田さんの進言からだという。
2006年に国立科学博物館で開催された「ふしぎ大陸・南極展」は大盛況だった。
ふしぎ大陸南極展2006(朝日新聞社)

中山記者、武田カメラマンの活躍をご覧になり、南極への思いが強くなった
柴田さんは40年ぶりに昭和基地を再訪された。

「世界中を『南極』にしよう」では、30歳の柴田さんと70歳の柴田さんの対話が
しばしば登場する。柴田さん自身は全然変わっていない。
南極の自然(ペンギンを含む!)の大ファンであるし、
国境のない人類理想の地を世界に広げたいと精力的に活動されている。
南極に行った後輩として、柴田さんのようになりたいと思う。

世界中を「南極」にしよう (集英社新書 391D)『世界中を「南極」にしよう』
柴田鉄治著 (集英社新書)

JASTJのページに小出五郎さんによる書評があります。
Science Oasis サイエンス図書館 書評センター
http://science-oasis.tv/modules/amaxoop2/article.php?lid=14

スポンサーサイト

at 02:27 │ | 南極

朝日新聞OB、日本科学技術ジャーナリスト会議理事、科学ジャーナリスト塾の産みの親のお一人である
柴田鉄治さんは、これまでに何度も 南極 を訪れています。

柴田さんが書かれた本を含めて、お勧めの南極関連書籍を紹介して頂きました。
全部で18冊です。

アムンセンとスコット (本多勝一集)『アムンセンとスコット』 本多勝一著 (朝日新聞社)

  ※教育社から出版されたものはこちらを

エンデュアランス号-シャクルトン南極探検の全記録 『エンデュアランス号
-シャクルトン南極探検の全記録』

キャロライン・アレグザンダー、フランク・ハーレー著 (ソニー・マガジンズ)


『南極越冬記』 西堀栄三郎著 (岩波新書)

地の果てに挑む―マナスル・南極・北極 『地の果てに挑む-マナスル・南極・北極』
村山雅美著 (東京新聞出版局)

南極・越冬記 『南極・越冬記』
平山善吉著 (連合出版)

『氷点下の1年-南極・オーストラリア基地』 木崎甲子郎著 (朝日新聞社)

『南極式積極生活』 松田達郎著 (地球書館)

『南極外史』 鳥居鉄也、原田美道、鈴木康編 日本極地研究振興会 (丸善株式会社)

『南極とともに:地球化学者として』
 鳥居鉄也著 (岩波出版サービスセンター)

『ふしぎ大陸 南極展2006』(図録) (朝日新聞社)

ぼくの南極生活500日―ある新聞カメラマンの南極体験記『ぼくの南極生活500日
-ある新聞カメラマンの南極体験記』

武田剛著 (フレーベル館)

ニッポン南極観測隊 人間ドラマ50年『ニッポン南極観測隊-人間ドラマ50年』
小野延雄、柴田鉄治編 (丸善株式会社)

世界中を「南極」にしよう (集英社新書 391D)『世界中を「南極」にしよう』
柴田鉄治著 (集英社新書)

旅する南極大陸―〈体感的〉究極ガイドブック『旅する南極大陸-〈体感的〉究極ガイドブック』
神沼克伊著 (三五館)


女性隊員・記者の記録

『魅せられて、南極-初の女性観測隊員奮闘記』 森永由紀著 (時事通信社)

南極に暮らす―日本女性初の越冬体験 『南極に暮らす-日本女性初の越冬体験』
坂野井和代、東野陽子著 (岩波書店)

こちら南極ただいまマイナス60度―越冬460日のホワイトメール 『こちら南極ただいまマイナス60度
-越冬460日のホワイトメール』

中山由美著 (草思社)

南極点より愛をこめて『南極点より愛をこめて』
ジェリ・ニールセン、メアリアン・ヴォラーズ著 (講談社)
南極点(米国のアムンゼン・スコット基地)での越冬中、ガンになってしまった女医さんの話

at 18:30 │ | 南極

昭和基地に到着して10日余りが過ぎ、大晦日となりました。
私達は砕氷艦「しらせ」に戻って、大晦日・元日を過ごしました(基地の管理は前の隊のお仕事)。

041231 大晦日

写真は海に張った氷、「海氷」の上を歩いて「しらせ」に向かう隊員の様子です。
「しらせ」は昭和基地のある東オングル島の、少し沖合いに停泊しているのです。

海氷上を移動する時には、足元に十分気をつけなくてはなりません。
場所によっては、潮の満ち干によってできる割れ目(タイドクラック)があるのです。
海に落ちると、海水の温度は-2℃程度。すぐに助け出せればよいですが、
命に関わる問題なのです。

さて、2005年1月1日になりました。甲板に出て外を眺めると、午前0時過ぎなのに太陽が見えます。
昭和基地は南緯69°に位置するため、太陽が沈まない「白夜」の日々が40日ほど続くのです。
つまり、昭和基地で元日に「初日の出」を見ることはできません!せっかく起きていたのに…。
050101 初日の出なし

話を戻します。上の写真で、「しらせ」が陸から離れた海の上に停泊していることが
分かって頂けると思います。甲板の向こうに見えているのは、輝く海面と、「しらせ」の航跡です。
砕氷艦の名の通り、海氷を割りながら、「しらせ」は昭和基地にやってきたのです。

050101 元日

こちらは元日の午前中の写真です。1日前はどんより曇っていましたが、お天気に恵まれました。
下船許可が出たので、海氷上の散歩や「しらせ」をバックにしての記念撮影を楽しみました。

at 18:29 │ | 南極

昭和基地では、野外でガムテープ(布粘着テープ)が活躍します。
観測機器を納めた箱や、夏の間、南極大陸で野ざらしになる雪上車に
雪が入り込まないよう、ガムテープで目張りをしておくのです。

ガムテープ


しかし気温が低いので、あのガムテープが全然べたべたしません。
そこで、手や手袋に入れたカイロで熱を加えて、くっつけます。

温めればくっつく、これで問題は解決するのですが、
低温ではだめで、熱を加えるとガムテープがくっつくのはなぜでしょう?

物体の表面にはミクロな凸凹があります。ガムテープが物にくっつくのは、
液体と固体の中間の性質を持ったベトベト成分が物体表面の凸凹に入り込んで
引っかかるからです。

気温が低いと、ガムテープの粘着成分はカチカチに固まってしまいます。
こうなると、物体もガムテープも固体同士です。粘着成分がミクロの凸凹に
入り込むことができず、物体表面を滑ってしまう、これが低温でガムテープが
くっつかない理由です。

ガムテープ2


参考
『続・粘着テープ物語』(日東電工株式会社)
http://www.nitto.co.jp/about/culture/adhesive/index.html
粘着テープについての面白い話題が沢山あります。

「粘着テープの博物誌」(日東電工株式会社)
『粘着テープの歴史館』・『粘着テープの科学館』・『粘着テープの文化祭』
http://www.nitto.co.jp/about/culture/hakubutu/index.html

『布粘着テープができるまで』(サイエンスチャンネル THE MAKING(161)) 
http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=B030601&i_renban_code=161

at 18:00 │ | 南極

2008-01-18 (金)

昭和基地の星空

昭和基地は南半球にあるので、日本とは星空の様子が異なります。

冬の代表的な星座、オリオン座は昭和基地ではどのように見えるのでしょうか。

『夜明けのオリオン』 (shiganqqさん投稿) 撮影:新井直樹隊員


日本で見るのと違い、上下が逆さまなのが分かるでしょうか。

南極にいる人は、日本の人から見ると逆立ちをしているようなものなので、
星を見た時に、上下左右逆さまになります。
星の見え方


それでは、昭和基地(南極)では月はどのように見えるのでしょうか。
北半球では満月の後、月は次第に欠けていき、下弦の月になります。

月の満ち欠け


ところが、南極では満月の後、北半球とは逆側が欠けていき、
上限の月になります。

よーく見ると、月の模様も上下左右逆さまです。

つまり、昭和基地では月の満ち欠けが逆になり、
上下左右も逆さま
になります。

※北半球の月の写真は、米山誠一さん、
南半球(昭和基地)の月のうち、1/26の写真は、坂中伸也さんが撮影されたものです。

米山誠一さんのHP 「星への誘い」
http://www.asahi-net.or.jp/~dy7s-ynym/index.htm

at 17:54 │ | 南極


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。